熊野詣の道 
熊野の大自然
熊野の神髄
 熊野に参詣するためには、出発前数日間の精進屋に入っての潔斎、出発後は路次の祓、沿道の王子に奉幣することなどいくつかの宗教的作法が義務づけられていました。なかでも熊野詣に特有なのが、各王子への奉幣です。俗に九十九王子といわれ、その社は時代とともに栄枯盛衰を繰り返してきました。また「梁塵秘抄」によれば、王子とは熊野権現の分身だと記されています。人々が難路を歩みながら、熊野権現の加護を実感できる場所であった王子を紹介していきます(^^)/。各王子の画像をクリックすると大きくなるよ(^^)/
三鍋王子
万呂王子
不寝王子
大門王子
十丈王子
大坂本王子
比曽原王子
継桜王子
中の川王子
小広王子
熊瀬王子
岩神王子
湯川王子
猪鼻王子
発心門王子
水呑王子
伏拝王子
祓戸王子
湯ノ峰王子
浜王子
佐野王子
浜の宮王子
出立王子
龍泉寺のすぐそば、田辺第三小学校に向かう坂道途中に出立ち王子はあります。

 古道はここまで海沿いを通って来ましたが、ここから中辺路へと向かう山道へと変わります。「わが背子が 使来むかと出立の この松原を今日か過ぎなむ」と万葉集に詠われているように、潮垢離浜(しおごりはま)で身体を清め、熊野の山々へと出発するという意味で、「出立ち」 という名が付けられたと考えられています。

 追伸 王子横の道はかなり狭いのでご注意を(^^)/

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