1月17日
 わが町上富田町の役場、和歌山県庁を訪れ午後1時に関空に着いた。メキシコまでのルートは関空〜ロス〜メキシコシティ〜クリアカンで途中、シティで一泊する予定だ。飛行機は好きなほうでロスまでの約八時間快適な時間を過ごした。

 ロスで乗り換えた後、メキシコシティの空港に着いた時には夕方になっていた。
  

  ロスからの飛行機の中でちょうど隣が日本人のおじさんといろいろ話しをした。メキシコにはよくくるらしく旅慣れたようなおじさんだった。調査をしていると言っていたが何の調査なのかは結局しゃべらなかった。もしかしたら怪しいやつかも(笑)シティ内のホテルも簡単に見つかり、空港の中をぶらぶらしていたがやはりあやし場所だった

18日
 この日は朝8時のクリアカン行きの便に乗らなければならないので早めにおきる。空港の中をいろいろと探し回るのだがなかなか搭乗口がみつからない。ここからは国内線で周りはメキシコ人ばかりちょっと怪しい雰囲気だった。ようやく見つけて乗り込んだときには出発ぎりぎりだった。

 クリアカンに着くと出迎えがいると聞いていたのでかなりゆっくりしていた。2,3時間で空港に着き飛行機を降りたが、ここで異変に気づく!スペイン語で書いてある空港の名前が明らかにクリアカンとは違っているのだ。
  かなりやばいと思ったがとりあえずターンテーブルで荷物を取って警官らしき人に「ここはクリアカンか?」と聞いてみたすると「ぜんぜん違う」とかえってきた。そして、チケットを見せるとノー、プロブレムを繰り返しそのまま車で飛行機まで戻された。
  

  メキシコの国内線は日本のバスのように途中で人を降ろしながら飛ぶという方法取ってるらしく何も知らない僕は危うく路頭に迷うところだった。車で飛行機に戻されたとき隣に座っていたメキシコ人2人に笑われてしまった。

 何とか昼過ぎに着いた僕は出迎えの人たちと一緒に休むまもなくシナロア州の高校生の体育大会に招待された。それで頼まれて100M走のピストルを鳴らしたのだが異常に遅いと思ったのは気のせいか。

19日
 前日は到着してからかなりばたばたしたがこの日も朝からクリアカン市長に会い、その後地元のテレビに生放送で出演した。クリアカンの印象いついていろいろ聞かれかなり歓迎されているのが分かった。

 クリアカンでは一人、メキシコ人の通訳がついていてくれたのだが、年齢が僕より若く留学経験があるらしいが日本語をかなり忘れていて本当にうまく伝わっているのか少し不安だった。

20日
 僕が農業をやっているのが伝わっていたらしくメキシコの農場に連れて行ってもらった。写真がないのが残念なのだがはっきり言って規模が日本とは比べものにならない。(当たり前か)。

  メキシコは陸路でアメリカにいけるのでいいとオーナーが話していた。クリアカンは農業が盛んらしく、ちょうど農業博覧会というイベントの準備をしていた。めちゃめちゃ大きな農場にトマトやきゅうりなどが品種別に植えられていた。日本の企業も入っているらしく日の丸も飾ってあった。

かなり分かりにくいが遠くに見えるのが農場